かくなる上は

日々の想いを思いつくままに徒然と

伊野尾担的薔薇事件。のはなし。

その昔にちらっと話したDEAR.コンのお話しでも。
初めに。
私はコンサートは全体を楽しむタイプなので通路とかに広がると近くの子を見ます。
自担の遠くのお尻より近くのご尊顔拝見タイプ。
だっておじゃんぷちゃんたちまるっとかわいいんだもん。
近くに友人の自担いればその子に一緒にアピールするタイプ。だって友人幸せなら私も幸せじゃん。
というところを理解の上お願いしますね。
あと同行者に迷惑かけたくないからふんわりぼかします。

 

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昨年、Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2016 DEAR.にお邪魔してきました。
TOTAL4,5回程入っているのですがその中の1回のお話です。
その日は友人の運に恵まれアリーナ席。
というか今回の私は名義は運がなく、友人がアリーナとスタトロ付近を当ててくれるキセキ。友人には恩返しをしたいものです。
私(伊野尾担)、ミスフロ担、ミスフロ担で連番。

センステより1ブロック後ろだし、通路横だけど花道から見たら真ん中だし、つまりは花道縦も横もは遠いしでどちらかというと見えにくい。ちび揃いだしね。

↓画像参照。

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この星のどちらかのあたり。
でもこのメンバーで初アリーナな辺りに純粋にテンションが上がる3人。

コンサート開始!他の方の邪魔にならないように踊る踊る。
メンバーが来るとうちわを振ります。
私は、伊野尾うちわをもちつつも友人のために「指差して」うちわを振ることの方が多い。
なぜなら伊野尾君一切こっち来ない&見ないという自担運のなさが原因。

すると序盤でいろんな人をすっ飛ばしてあるメンバーがそのゆるゆる指差してに反応。えっ!!!ってなったけど思わず周りの人たちと確認、このうちわに違いないと落ち着く。

考えたらまずファンサうちわほとんど持たないし持ってるときはもっと近い席だからこの人々の間かいくぐってくる系初めて!

その後逆の花道からミスフロの1人が指差し。横のミスフロ担が名前うちわ、私が指差してうちわだから向けてくれたのかな。最近ファンになり彼から初指差しをもらって震える彼女をみて本当にうちわを持っていてよかったと再実感。これも思わず周りの方々皆で確認。今回、周りの人たちが素敵で、皆、良かったね!と彼女を祝ってくれるオトナな方々でした。

もちろん伊野尾さんはこっちを見ない。だから伊野尾うちわの出番がない。
だからこそ彼女たちに寄り添ってゆらゆらひたすら指差してを振るという協力をしていたわけで。
そしたらどうもMr.Flawlessの3人のうちの1人とやたらに目が合う。気がする。明らかにこっち見ている。
そんなにこのあたり担当固まってたっけ~なんてのんきに考えながらゆるゆるうちわとペンラ振り続ける。けど別にファンサはないし私も踊り狂ってるわ、そのうちメンステ来なくなるわで忘れていました。
そのままMCへ。
MC中、ずっと通路に落ちたキラキラを足で掃除するお兄さん。すごく邪魔。見えにくい。双眼鏡の視界の下の方でふらふらする頭。ちょっとイライラする。
ということがありながらカウコンぶりのChikuTakuにテンションダダ上がり。余韻冷めやらぬままEveもおわりミスフロヘ。
※自分たちの席がどのあたりかも把握してなければミスフロがどのあたりに来ていたかも把握してなかった
ミスフロ担が2人もいるため静かにきゃーきゃーみる私たち。ダーツを投げる3人




待てよ??この場所??さっきから目が合ってたの彼の場所、私たちの近くなのでは?! もう一人のファンサ(未)の彼もすぐそこのように思える。 

パニックに陥る。
え、このあたりに来るの?

近くで見られる興奮で心臓がバクバクする。
まず一人目。もう声なんて出ない。どうしようかな~なんて言いながら私たちの顔をさーっと見て去っていく。
あまりの小顔と整いすぎた顔立ち、色気、彼とともに運ばれ出来た芳しい香りにもはや卒倒寸前。

その次の瞬間、もう一人の彼がやってきた。
同じように今日はどの子かな~と楽しそうにやってくる。長い手足、小さすぎて逆にアンバランスなその中にバランスよく納められた美しい顔立ち、先ほどとはきっと違う芳しさ。これぞ気品。黒地に金の紗々と呼ばれた衣装が神々しく輝いて見える。
王子ですよ王子。我々下民とは住む世界もオーラも作りも何もかも違う。
ちょうど向かい側の子を見つめている。よく見える。なんて美しいんだろう。
そう思っていた。

その瞬間。
私たちの目の前に知らぬ間に用意されていたお立ち台に上る彼。見上げる私たち。
まさに王族と下民。

ぐるっと見渡す王子。薔薇をいただきたく手を伸ばす下民たち。固まりすぎて手すらあげられない私と隣のミスフロ担。
その時。王子の目が私と合った。そして微笑んだ。
王子に微笑まれた下民なんてそれだけで溶けてなくなりそう!

そしてこちらに手を出してきた王子。

ここからの私は今思っても良い判断だったと思う。
私の隣の友人はミスフロ(該当)担だった。
彼女の腕をつかみ、王子の方へ押しやったのです!!!

押しやりながら王子を見つめる私。
王子は意図を察し彼女に優しい目を向ける。崩れ落ちそうになる彼女とそれを支える私。

王子は優しく微笑んで彼女に薔薇を差し出した。
震える彼女はなぜか私の手をつかみ一緒に薔薇を受け取る。

明らかに2人で薔薇を受け取るという謎の行為を始めた下民に対し王子はもう一度彼女と私の目を見て微笑みそして去っていった。

今自分たちの身に起こったことが理解しきれず震えてお互いを支え合う2人。
先ほどの優しい周りの方々によって一旦椅子に座ったほど。口々に祝福してくれる。そこでやっと友人が薔薇をもらい、私たちは30センチの至近距離で王子のご尊顔を拝見したと再確認したのでした。

ここからSUPERMAN、TastyUの記憶がほぼないんですよね。他の回はあるんですが。
なお、さらにその隣にいたミスフロ担はやはり近くで薔薇を渡している自担を見ていたためこの一部始終を見逃してしまい悔しがっておりました。

やっと立ち直って踊り狂い始めたらもうあっという間にアンコール。
先ほどの王子がまた我々の前にやってきた。
トロッコに乗る王子を我々なんざ、アラブの象の上に乗る貴族と地面に這いつくばる下民のようなもんです。
そんな下民ども2人で(この友人、どうしても私の手を掴む)薔薇を高くつきだし、ありがとうと言うとにっこりとお手振り&投げキス。
もう今日が命日なのではと思うほどのサービスっぷり。
さらに最後に我らの絶対的エースが私の「指差して」うちわに対して去り際に指差し。もうあまりにも色々頂きすぎて申し訳ない気持ちだったけれども周りのエース担の方に感謝と祝福をしていただけたのでよかったです。記憶の限りではエースにファンサをいただいたこともないどころか自担結構近くてそっちみちゃってることも多々ありました。。


この日は本当に今までのオタク人生でもあり得ないほどの奇跡のファンサ大サービスデー。
まぁ薔薇はファンサと言っていいのかわからないけれど。

えー、なお、伊野尾さんは本当に最後まで来ないわ見ないわの伊野尾運はないお席。笑

DEAR.コン、薔薇のせいでたくさんいざこざもあったし大変だったようだから毎回このような演出を求めているわけではないけれど、素敵な運もあれば優しい方々もいらっしゃるよというお話でした。ほんと、ばばあがはしゃいでて申し訳ございません。ぼかすために王子呼びしてたけど見返すと気持ち悪いな。

なんでこんなにすごく運の良い日だったのかと思っても原因がわからないのですが、この日伊野尾担とは思えないような鮮やかな色のワンピースを着ていまして、あまりにも鮮やかで普通に目立ちまくってたかもしれません。友人に大体の場所教えておいたら見つかりました。金髪だったからかな?

以上、とあるJUMP担の一生で一度あるかどうかの貴重な体験でした。

Hey!Say!JUMPちゃんありがとうございました。

 

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終了後。王子が手渡す時に会場の大画面に私たちの顔が「バンッ」て映ったらしく、めっちゃ連絡きましたとさ。

ちゃんちゃん。